プライベート空間で鍼灸を

はりまる開鍼堂は、女性が安心して鍼灸を受けられる完全予約制のプライベート鍼灸院です。小さいながらもお一人だけのために確保された空間で、リラックスして鍼灸を受けていただきます。日常のことは少しのあいだ忘れて、身体の声にじっくり耳を傾けてみませんか。

【 待合室 ① 】

さまざまな色と色がつくる形で包まれた部屋。美術館やギャラリーで四角い絵と向かい合うのとは違う、自然にまわりにあるから、じわっと感じてほしい。

【 待合室 ② 】

カウンターの椅子に座って本を読む。一瞬図書館にいるような錯覚に陥る。それでいいの。施術が終わった後の力が抜けてホっとする時間、その一時は好きにお過ごしください。

【 はりまる文庫 】

脈絡のないセレクション。画集、写真集、小説、エッセイ、マンガ。「AKIRA」と「風の谷のナウシカ」ははずせない。高校のクラスメイトの男子たちが、映画のナウシカを観て「オレ、泣いたわ~(関西弁)」といっていたのを思い出す。甘いね、マンガの方が奥が深いのに。

【 施術室 】

施術をするときは肌を少し露出します。初めての人は鍼が痛いと思っているかもしれません(痛くないんだけどね)。ハダカになっても安心で、柔らかく包まれるような部屋です。

【 素材 】

和紙と、タタミ(草)と、木と、空気を含んで厚みがあるから、触って柔らかい。触らなくても柔らかい。40年以上そこにあった木材はそのままに、新しく足した部材はそれになじむように、仲間たちと一緒に、みんなの手で一つ一つ塗って貼って仕上げました。




このおへやを作ってくれたのはこんな人


「そこにしかない 刺激的で 柔らかい 居場所」 をつくりたい。

その場所に合った形、
そこにいる人に合った形を、
とことん探したい。

もっといろいろな形があっていい。
もっといろいろな色があっていい。
もっと大胆に光を感じたい。
もっと深く暗さを感じたい。

身体的に心地よい素材でつくりたい。
木、草、土、なるべく近くにあるものを、そのまま。
人の手が生み出したもののもつ力を感じたい。

最近できる建物は、
こぎれいで白くてピカピカしていて固くて、透明だけど閉じている。
そんな空間で、反射されて受け入れられず疲れて鈍感になってしまった体の、
忘れてて気づかない心身深くに、刺激を受けてほしい。

はりまる開鍼堂は、鍼灸の施術とともに、
この場所に、ゆっくり居てもらうことでも、
心と体が良くなるようにと願って、つくりました。


  • 古賀 奈津江
  • 内装設計士 古賀 奈津江
    出身 東京都府中市
    資格 一級建築士
  • 学歴 武蔵野美術大学
    造形学部建築学科卒業
    経歴 象設計集団にて小学校、美術館、宿泊施設、住宅などの設計
    ニコ設計室にて8つの住宅の設計
    現在、個人活動中

http://homepage.mac.com/natsu_8/